最強のサーフボードワックス落としと言ったらピックル一択。頑固なワックスも簡単に落とすコツとワックス剥がしのタイミングを解説。
ストッキングのような伸縮性のあるネットの中に粉末が入っているピックル。
ピックルの粉末をワックス部を軽く振りかけながら撫でるだけでワックスがポロポロと剥がれ落ちます。コツはよく粉をワックスにふりかけること。そして強く撫ですぎず、軽ーく撫でることで力を使わず簡単に剥がすことができます。
きめ細かいストッキング素材を撫でるだけで靴磨きの鏡面磨きのようにボードはキラキラに蘇ります。最も手軽で簡単、最強のワックス落としです。
また、液体リムーバー・デキャントは、ボードだけでなくウエットスーツやボードショーツ、ラッシュガードについたワックスまでバッチリ綺麗に落とせるので守備範囲広いアイテム。
ワックスを簡単に落とせるアイテムやコツが知りたいな。
最強のワックス落としと、ワックスを簡単い落とすコツを紹介するね。
こういった質問に回答します。
✔️本記事の内容
- ワックスを簡単に剥がせる最強リムーバーとアイテム
- サーフボードワックスを綺麗に落とし方のコツ
- サーフボードワックスを剥がすタイミングの目安
サーフボードの相棒、ワックスを綺麗に保って最高のサーフィンライフを楽しもう!
ワックスを簡単に剥がせる最強リムーバーとアイテム
ワックス落としの手間を可能な限り省き、最高に楽に剥がせる厳選リムーバーとアイテムをご紹介。
- ワックスが簡単に剥がせるスクレイパー(ヘラ)
- ワックス落とし仕上げ粉派、最強リムーバー
- ワックス落としの仕上げ液体派、最強リムーバー
- ワックス落としのお役立ちアイテム
スクレーパー(ヘラ)
こちらのTOOLSのフレックススクレーパーはグリップ部分が兎に角、手にフィットして馴染むので余計な力いレずに簡単に剥がせるオススメのスクレーパー(ワックス落としのヘラ)
そして、グリップエンドには収納に困りがちなフィンセッティングの6角レンチが搭載されており、TOOLSだからこそ成せる粋な計らいを感じさせます。
大まかなワックス落としが済んだら、薄く残ったワックスをカンナの様に削ぎ落とすTRANSPORTERのカーボン製のスクレーパー。
カーボーン製なので、しなやかさと力強さを兼ね備え頑固に残ったワックスを根こそぎ削ぎ落とします。
仕上げに便利なスクレイパー。
ワックス落としの仕上げに粉派
ピックル
今までのワックス落としに革命的な進化を遂げたのが粉派のワックス落としピックル。
これ一つあれば、最も簡単にワックス落としが完結してしまう優れ物。
粉派のワックス落としと言ったら絶対的王者『ピックル』間違い無しです。
そして、粉派の最大のメリットは液体のリムーバーの様にペーパーや布で拭き取る必要なく、この緑の袋をボードに残ったワックスに擦り当てるだけで、みるみる綺麗に取れてゆきます。
メチャクチャ簡単にワックスが落とせるのと拭き取ったりする為の余計なものが不要なのでめんどくさがり屋の方には特にオススメです。
とにかく簡単ですぐに落とせる優れ物なので液体しか使った事のない方には、一度試しに使ってみる事をおすすめします。
ワックス落としの仕上げ液体派
安定の液体リムーバー。
最近の液体リムーバーは古くからある匂いの強烈な物とは違います。何よりウエットスーツやラッシュガードのワックス汚れも落とせちゃう優れもの。
デキャント デカント
匂いがしません、ほぼ無臭です。
ピッカピカに新品ボードの様な輝きを求めるなら汚れを根こそぎ落とセル液体リムーバー、一択です。
液体リムーバーで綺麗にワックスを落とすには、ボード全体にまんべんなく液体を馴染ませる事が綺麗に落とす為のコツです。
ワックス落としのお役立ちアイテム
ワックス落とし界に画期的な商品が登場しました。
これを知っている方はかなりのワックス落とし通ではないでしょうか。
ワックストラック・ワックスシート
幾つか工程を要するワックス落とし、簡単で楽な方法を幾つかご紹介しました。
ただ、それでもワックス落としが面倒という方に朗報、根本的な解決策です。
シートごとワックスを剥がしちゃうって言うのは如何でしょう。
シートには樹脂状の凹凸柄になっているので新しくワックスUPする際にベースコートなしでワックスを塗れちゃうのです。
ウエットスーツ ワックスリムーバー ECO
お次は、ワックスを落とすのは何もサーフボードに限った物ではありません。
ウエットスーツ用のワックスリムーバーECO。
ウエットスーツにこびりついたワックスを冷たい真水での洗浄ができる優れ物。湘南で生まれた環境をを守るエコリユース商品です。
ワックス落としを楽にさせるサーフボードスタンド
ワックス落とすなら安定した作業台を使うと更に綺麗に効率が上がります。
思いがけないクラッシュ跡が見つかれば、そのままリペアーの台としても使う事ができる優れ物。
デキャント マルチスタンドビッグ
めちゃくちゃコンパクトに折りたたみが可能な、簡易サーフボード置き
サーファーズスタンドポータブル
安定のサーフボードスタンド、ワックス落としやリペアーに最適。
風の日も飛ばされにくい重量感と安定感がありながら、折り畳みなので超コンパクトに。
ファンクション サーフボードスタンド
こちらは定番中の定番。
安定の折りたたみ式スタンド。
1.サーフボードワックスを綺麗に落とすコツ
サーブボードのワックスを綺麗に落とすには、次の2点が重要です。
・その①:ワックスを綺麗に落とすには事前準備がポイント。
・その②:ワックスを簡単・綺麗・最速で落とすコツ。
ワックスを落とすには事前準備がポイント。
外で作業をする場合は、先ずボードよりやや広めに新聞紙を敷き養生します。
なぜ最初に新聞紙を敷くかと言うとボードのワックスをスクレーパー(ヘラ)で剥がしてると、どんなに下にこぼれない様に注意してもワックスのカスはポロポロと下に落ちてしまうからです。
予めボードの下に新聞を敷いておけば剥がしたワックスのカスは、むしろ下へ落とす様に剥がせばOK、掃除の事も心配ご無用です。
・ワックス落としが終わったら新聞紙に落ちたワックスのカスごと畳んで、ゴミ箱へ捨てるだけ。
・清掃の時間が省ける。
・飛び散ったワックスカスの行方を気にせずワックス剥がしに没頭出来る。
・結果、ワックス剥がしと清掃の最速が可能となる。
*部屋で作業の場合もやり方は同じです。
では、養生をしない場合を思い浮かべてみましょう。
サーフボード用のワックスは油分を多く含んでいます。
夏場にコンクリートやアスファルトの上でいつもの様にワックス交換。
WAXカスが床に落ちようものなら見るみる溶けはじめてシミとなり汚れは綺麗に落とす事もできません。
そうなるとWAXカスが床に落ちる度に気になって作業を度々中断し、清掃作業にシフト。
WAXを落とすと言うよりも床に落ちたWAXが気になり本来10分も掛からないで終わるワックス落としも倍ちかく掛かってしまう事もあります。
ワックス落としで最も無駄な時間こそが、この養生しないために掃除に費やす時間なのです。
ワックス落としで時間がかかっている人の過半数はワックス落としよりも清掃している時間の方が長かったりします。
予め養生をする事は、後の掃除を省く事ができワックス落としに集中した結果、最速で作業を終わらす事に繋がると言う訳です。
新聞養生は一石二鳥以上の効果がありますよね。是非、試してみて下さい。
ワックスを綺麗に落とす剥がし方のコツ。
養生が終わったら、次はワックスを最速で綺麗に落とす剥がし方です。
ワックス落としの工程は2つ
・ワックス剥がし
・仕上げのワックス落とし
ワックス剥がしの流れ
ワックスは少し柔らかい方が剥がし易いです。
そしてワックス剥がしにはスクレーパーと言う専用のヘラで剥がしてゆきます。
スクレーパーの種類も豊富なのでオススメ商品を次の章で紹介しています。是非チェック下さい。
1.天気が良く外で作業ができる場合には少し(2分〜3分位)太陽の陽に当ててワックスを柔らかくします。
2.ワックスが柔らかくなったらスクレーパー(ヘラ)で剥がしてゆきます。
3.最初は大まかで良いので全体のワックスをヘラで荒剥がしします。
4.ボードのレール側から中央に向けて剥がして行くと剥がし易いです。
5.一気に長い距離を剥がすよりも手の届く範囲で1箇所1箇所剥がして行った方が綺麗に剥がせます。
6.あら剥がしが終わったら次にフットマークで凹んだ場所など薄ら残ているワックスをヘラで剥がしてゆきます。
7.手で触ってワックスの凹凸がなくなったら完了です。
仕上げのワックス落とし
ワックス落としの仕上げにはワックスリムーバーを使います。
液体と粉状があるのですが、今回はオススメのピックルと言う粉状リムーバーを使って説明します。
1.ピックルの使い方はワックスの残っている所にピックルを擦り付けるだけ。
2.ナイロンメッシュの中の粉がワックスを粒状にしてポロポロと取れてゆきます。
3.ポロポロとれたワックスは下に引いた新聞紙へ落として行きます。
4.ボードはデッキ面だけでなくボトムやレールも合わせてピックルで磨きましょう。
5.特にレールはリーシュコードなどでワックスが付いてしまうので綺麗に磨きましょう。
6.リーシュコード にもワックスがついているので一緒にピックルで落としちゃって下さい。
7.ツルツルになるまで磨いて最後はボード表面に残っているダスト(粉)を柔らかい布で拭き取れば完了。
8.最後にボードの下に敷いた新聞ごと畳んだら掃除も終了です。
ざっと、ショートボードなら5分、ロングボードでも10分掛からないで終わると思います。
そして、ピックルの良い所は直ぐにワックスUPが出来ると言う点。
商品にもよりますが液体の場合は少し油分が残るので乾いてからワックスUPした方が塗り易いです。
また、冬や寒い雨の日など部屋でワックスを剥がす場合。
こちらも、外で剥がす時と同様、ボードの下には広めに新聞紙などで養生をします。
違いはワックスの温め方だけ。
ドライヤーを使ってワックスを温めて剥がしやすい状態にします。
ドライヤーはボードから20〜30センチほど離した所から部分的に温風をあてて剥がして行きます。終わったらまた、部分的に温風を当てて、剥がすといった感じ。
部分ごとに分けて剥がして行くのが効率的です。
ピックルはサーフボードのシェイプしたフォームの粉を緑の袋(ストッキング状の袋)に入れた物です。
液体のリムーバーは最後に油膜が残ってしまいワックス塗る際のベースコートが塗りづらいのですが、こちらのピックルだとツルツルになるまで綺麗にできます。
仕上がりも液体と違い乾いた状態なので直ぐに次のワックスを塗る事が出来るのでオススメです。
サーフボードワックスを剥がすタイミングの目安
サーフボードのワックスを剥がすタイミングってパッケージとかに取説とか無いので分かり難いですよね。
ワックスも上塗りできるので海に入る前に塗り足ししとけば機能的には問題なさそうだし
ワックスの種類も春夏秋冬、季節毎(水温)に分かれてるから、ワックスが溶け始めたり、硬くなり始めたら、そろそろ塗り替え時期かな?
てな感じで塗り替えてる方も多いのではないでしょうか。
とは言えワックスはサーフボードの操作性を大きく左右する要ですから、しっかりとメンテナンスしたいですよね。
ワックスを剥がすタイミングの目安。
ワックスは海に10回くらい入ると汚れてきます。
特にビーチでサーフィンされている方なんかは季節により砂の巻き上げなどの影響で汚れる頻度にに差がありますよね。
また、見た目が汚れる以前にワックスは油なので長期間塗り替えをしないとデッキの表面に油分が浮いてきて滑り止めの効果は、いちじるしく低減します。
良い波を楽しむ為にも定期的なワックスの塗り替えがオススメです。
目安は下記の通りです。
・週一、サーファーは3週間から1ヶ月に一回。
・毎日、数時間入っている人は1週間に一回、朝一の1時間程の入水なら2週間に1回くらいが目安。
特に大会やサイズのUPが期待できる日には最高のパフォーマンスを発揮する為にも前日までにしっかりとワックスを落としたピカピカのボードに新しいワックスを塗って望みたいものです。
ピカピカで綺麗なボードに新しいワックスを塗ったらテンションも確実に爆上がりしますのでオススメです。
ワックスの塗り替えをしていると思わぬクラッシュ箇所なんかが見つかります。大切な相棒、車の定期点検みたいな感覚で小豆にチェックしてあげて末長く付き合いたいですよね。
ワックス落とし まとめ
如何でしたか?
最高のパフォーマンスを発揮するのに欠かせないサーフワックス。
サーフボードのコントロールに直接関わる重要なワックスはグリップ力がカギ。
気温や海水温でそのグリップ力は著しく変化するのでメンテナンスは必要不可欠です。
季節の変わり目や汚れた時だけではなく定期的なワックス塗り替えでパフォーマンス最大限引き上げます。
定期的なワックス交換は見落としガチな細かなキズなんかも発見でき一石二鳥。
サーフィンするたびにワックスを上塗りしてると厚塗りになってボードも重くなるしワックスを落とすのもめちゃくちゃ大変です。
特に、ここ最近のワックスは強力な粘着性を持った商品が主流になりつつ有るので塗り増しを重ねるとワックス交換も億劫になりがち。
とは言え、今回ご紹介した塗り替えのコツと最強のワックス落としアイテムを使えば、簡単に綺麗に落とせちゃいます。
是非、皆さんも試してみて下さい。
そして最高の相棒と素敵なサーフィンライフを楽しみましょう。
Keep on surfing!!